「シャープ株で大損」と怨嗟の声 あまりにも評判が…片山氏ドタキャンの真相 (4/6ページ)

2014.12.14 07:07

中央モーター基礎技術研究所での“デビュー”がドタキャンとなった日本電産の片山幹雄副会長(右)と、出席見合わせを指示した永守重信会長兼社長

中央モーター基礎技術研究所での“デビュー”がドタキャンとなった日本電産の片山幹雄副会長(右)と、出席見合わせを指示した永守重信会長兼社長【拡大】

 この挫折経験が「経営者の資質は、挫折とジャッジ(経営判断)の回数で測られる」が持論の永守氏に評価された。

 永守氏は会見でも「これが(評判の悪さ)が業績を悪化させて株価を下げるとどう言われるかという挫折の経験ですわな。ただ必ず実力が評価していただけるときがくる」と期待する。

 本人次第

 「『三顧の礼』をもって迎えた人物。通常の経営者ならデビューを強行するところだが、さすが永守さんは人の意見を聞く耳を持っている」

 ある業界関係者は、今回の永守氏の判断についてこう指摘する。

 永守氏は日本電産を一代で精密小型モーター世界最大手にのしあげたカリスマ創業者。得てしてワンマンになりがちだが、株主や顧客らステークホルダー(利害関係者)の意見を聞く柔軟性があるという評価だ。

「片山さんは相変わらず『オレがオレが』の姿勢が目立つ」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。