「シャープ株で大損」と怨嗟の声 あまりにも評判が…片山氏ドタキャンの真相 (2/6ページ)

2014.12.14 07:07

中央モーター基礎技術研究所での“デビュー”がドタキャンとなった日本電産の片山幹雄副会長(右)と、出席見合わせを指示した永守重信会長兼社長

中央モーター基礎技術研究所での“デビュー”がドタキャンとなった日本電産の片山幹雄副会長(右)と、出席見合わせを指示した永守重信会長兼社長【拡大】

 10月1月付で日本電産の副会長に就任し、最高技術責任者(CTO)として社内の技術を駆使して新規事業の創出を担当。ロボットや自動運転車など次世代の成長分野の開拓に乗り出している。今回の説明会は、片山氏が日本電産に移って初めて公の場所に顔を出すということで報道陣やアナリストも発言に注目が集まっていた。

 評判の悪さを永守氏が実感したのは、業績や事業戦略を説明するため投資家回りをしたとき。「大損こいた。シャープの株で」などと言い募られたという。

 投資家と違ってアナリストや報道陣はさすがに「大損こいた」と憎んではいないだろうが、シャープの業績を分析(取材)するうえで「裏切られた」との意識が残っている可能性があるための判断とみられる。

会見で、永守氏はこう擁護した

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