デジカメ選び　大事なのはセンサーサイズと画素密度 (1/2ページ)

　カメラも、音楽も、テレビも、おもちゃも、みんな「デジタル」になっていく昨今。店頭に並ぶモノはどれも魅力的に映りますが、自分なりの「視点」がなければ、膨大なデジタルグッズを前に、どれを選んでいいのか途方に暮れることになりかねません。このコーナーでは、「これ欲しい！」と決断するのに役立つモノ選びの視点を、さまざまな角度から紹介します。

　コンパクト型から重量級の一眼レフまでが、それぞれのうたい文句とともに並んでいる家電量販店のデジタルカメラ売り場。スマートフォンのカメラで「写真って面白い」と目覚めたユーザーが、「もっといい写真」を撮りたくなったときに、どんな機種選びをしたらいいのでしょうか。

　「初めてデジカメを買われる方は、センサーサイズのことより、画素数が多ければ性能も良いと考えていることが多いですね」。ビックカメラ新宿東口店の徳山盛恵カメラ・ビデカメコーナー主任は、デジカメのセンサーの「大きさ」について、初心者はあまり関心を持っていないと話します。でも、これが大事なポイントなのです。

「画素」がぎっしりと詰め込まれています