キヤノンは年末商戦に合わせ、ミラーレス一眼デジタルカメラの新製品「EOS M2」を今月中旬から発売する。昨年初めてミラーレス一眼市場に参入したが、従来機よりオートフォーカス(AF)機能などを向上させ、販売増を目指す。
同市場で競合するソニーは、高画質のセンサーを搭載した製品を投入、シェアを大きく伸ばしている。
EOS M2は、昨年9月に発売した「EOS M」の後継機で、約2.3倍の速さのピント合わせができる。約1800万画素の画像センサーを搭載し、一眼レフのEOSシリーズと同等の画質も実現した。
また、新たに公衆無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)」にも対応。撮影した画像をスマートフォン(高機能携帯電話)に送信できるうえ、専用アプリを使えばスマホを操作してカメラの撮影もできる。