ジェイアイエヌの13年8月期連結決算は、最終利益が過去最高の34億円を記録するなど絶好調だった。液晶モニターの青色光をカットして目の負担を抑えるPC用や花粉対策用など単価の高い機能性商品が受け入れられ、既存商品の販売も底上げすることができたからだ。
国内での店舗展開も順調で、期末には205店と1年で45店も増加。中期目標の500店達成も見えてきた。5月には念願の東証1部上場を果たしている。
もっとも、大手証券のアナリストは「投資家は好業績を評価するより、成長力の陰りを懸念し始めている」と指摘する。実際、株価は5月末に年初来高値の5310円をつけたが、8月中旬以降は3000円台半ばで推移していた。