このため、サポート終了までの間、OSとそれに対応するパソコンへの切り替えのため、多くの需要が起きるとみる向きがある。
脱パソコンの恐れ
ただ、XPに対応した専用ソフトや社内システムを構築した企業も少なくなく、移行には多額のコストがのしかかる。
また、教育現場でも東日本大震災で被災した自治体の一部では、校舎の耐震化に予算を回したことで授業用のパソコンとOS切り替えまで対応が及ばない例も出ている。
さらに、MSが買い替え需要を想定している最新OSの「8」は、タッチパネルに対応するパソコンの登場が遅れたこともあり出足の鈍さが指摘された。安価なパソコンに搭載された「7」を選ぶ企業や個人も多いという見方もあり、「8」一色の切り替えとはいかなそうだ。