《開始から5時間半が過ぎてもなおも会場からは手が挙がり続ける》
勝俣会長「ほかにご質問いかがでしょうか。入り口側の1番のところの方」
男性株主「出席させて頂き、素朴な疑問を感じた。賛成と反対の際に、はっきり出席者の数をカウントすべきではないかと。何となく見ていると、反対と賛成が同等のように見えた気がするんですが。答えはいりません」
勝俣会長「はい。ありがとうございました。ほかにいかがでしょうか。次に2番のところで手を挙げている方」
男性株主「効率的な事業運営やってきたのか。イエスかノーか」
勝俣会長「合理的、機動的な運営をやってきたと思っていたが、こうした事故を起こし大変申し訳ない。次の方は」
男性株主「JALの例だと、このままでは、100%減資ということが起こりうるのでは。一部国有化、100%減資になった場合、株主には責任ないと言ってくれるか。また、核廃棄物、ガラス固化体など最終的な処理はどう考えるか」
勝俣会長「まず、第一点目。株主に対する責任。これから法案の成立、その間の審議といろいろあるかもしれないが、現状の国の枠組みでは株主の権利がなくなることは検討されていません」