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【TVスクエア】ディスカバリーチャンネル「クロンダイク・ゴールドラッシュ」

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【TVスクエア】ディスカバリーチャンネル「クロンダイク・ゴールドラッシュ」

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 ≪大作映画のようなスケール 壮大ドラマ≫

 1890年代にカナダで実際に起こったゴールドラッシュの熱狂の渦に巻き込まれたアメリカ人青年の姿を描く連続ドラマ「クロンダイク・ゴールドラッシュ」が4月14日(後11・00、5夜連続、4月18日は深1・00まで)から、CS放送「ディスカバリーチャンネル」で放送される。ディスカバリーチャンネルがドラマシリーズを手がけるのは今回が初めて。

 作品はカナダの人気作家、シャーロット・グレイが徹底したリサーチを重ねて書き上げ、2010年に発表した小説を映像化したもので、映画「グラディエーター」で知られる巨匠リドリー・スコット監督が総指揮を務めた。

 舞台は、現在でも年間約60トンの金が産出されるというカナダ北西部ユーコン準州。この地に、ニューヨークからやってきたのが、主人公のビル・ハスケル(リチャード・マッデン)と親友のバイロンだ。一獲千金を夢見る人々が押し寄せ、荒れ地に町を造り、先住民と軋轢(あつれき)を起こしながら山を掘り返していく。宝の眠る楽園とはほど遠い、無法地帯と化していく地で、ビルは何を経験し、どう成長していくのかが描かれる。

 吹雪の中、山岳で撮影

 スコット監督は「現代の私たちにはもはや想像もできないほど夢のあふれる時代」と評し、当時の町の古い写真をもとに大規模なセットを建設。吹雪の中、急峻な山を登るシーンは実際に山岳で撮影されるなど、スタジオでの撮影は行われなかったという。

 ビル役のリチャード・マッデンは、新進気鋭のイギリス人俳優。荒れ地で人々の魂を救済しようと心をくだく神父役を名優、サム・シェパード、富に執着し人殺しも辞さない伯爵に「海の上のピアニスト」のティム・ロスが演じている。

 また、実在の人物として、アメリカを代表する作家、ジャック・ロンドンも登場。若きロンドンは、後にこのゴールドラッシュを舞台にした小説「野生の呼び声」と「白い牙」によって、世界的名声を得る。

 事実を丹念に追いながら、まるで1本の大作映画のようなスケールで描かれる壮大なドラマは注目を集めそうだ。(SANKEI EXPRESS

 ■ディスカバリーチャンネル 224以上の国・地域で放送されている世界最大級のドキュメンタリーチャンネル。ジャンルは宇宙、車・バイク、科学、テクノロジー、サバイバル、歴史、ミリタリー、超常現象など多岐にわたる。1997年に日本で放送がスタート。ケーブルテレビやスカパー!、IPTV放送などで視聴できる。問い合わせは、ディスカバリーチャンネル(フリーダイヤル)0120・777・362(午前10時~午後6時、年中無休)。www.japan.discovery.com

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