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【まぜこぜエクスプレス】3000人が満喫 「世界自閉症啓発デー」イベント

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【まぜこぜエクスプレス】3000人が満喫 「世界自閉症啓発デー」イベント

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「世界自閉症啓発デー」のイベントに登場した右から宮本亜門さん、石井竜也(たつや)さん、安倍昭恵さん、東ちづるさんら=2014年4月2日、東京都港区・東京タワー  国連が定めた「世界自閉症啓発デー」の4月2日、東京タワーをシンボルカラーのブルーにライトアップする点灯式に続き、一般社団法人「Get in touch」によるイベント「Warm Blue Day2014」が開催された。当日はくもり空だったが、約3000人が会場につめかけ、ブルーに染まった東京タワーの下で、キャンドルリレーやライブを満喫した。

 ステージに登場した首相夫人の安倍昭恵さん(51)は、「どんな環境でも、どんな人たちも、みんなが幸せに生きられるのが、『まぜこぜの社会』。もともと日本は多様性を受け入れられる国」と訴えた。またミュージシャンの石井竜也(たつや)さん(54)が、スペシャルゲストとして参加。「すべてのオーティズム(自閉症)の子供たちに曲をプレゼントします」と、米米CLUBのヒット曲「君がいるだけで」など2曲を熱唱した。

 続いてバリアフリー・ロックバンド「サルサガムテープ」のライブで会場は最高潮に盛り上がり、Get in touchの東ちづる理事長とともに司会を務めた演出家の宮本亜門さん(56)は、「一瞬でもみんなの心が『楽しい』という感情を通して一つになれたことが素晴らしかった」と振り返った。

 東京・青山の表参道にある「BA-TSUアートギャラリー」でもイベントを同時開催。佐々木卓也のほか、sense+KAZ、スギヤマカナヨ、小石川ユキらプロのアーティストとともに近隣の保育園に通う親子や小学生らが作品を制作したほか、トークショーなども行われた。

 また当日は、ランボルギーニなどの珍しいブルーカーが集合。代官山から東京タワーまでパレードし、沿道の人々を楽しませた。(SANKEI EXPRESS

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