麻生太郎財務相は13日の閣議後の記者会見で、学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却をめぐる決裁文書の書き換え問題に関し、「原因究明と再発防止が大臣として与えられた仕事だ」と述べ、辞任する考えはないことを改めて強調した。
麻生氏は決裁文書の書き換えについて「由々しきことで誠に遺憾。深くおわび申し上げる」とし、「信頼回復のために必要な対応を行っていく」と語った。
3月下旬にアルゼンチンで開かれる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の出欠については、「国会の対応状況次第だ」と話した。