自民・若狭勝衆院議員、東京10区補選出馬の意向表明 「小池氏の後継」を強調

街頭演説する小池百合子氏と若狭勝氏=7月23日、東京都中央区(宮崎瑞穂撮影)
街頭演説する小池百合子氏と若狭勝氏=7月23日、東京都中央区(宮崎瑞穂撮影)【拡大】

 自民党の若狭勝衆院議員は(比例東京)は6日、小池百合子東京都知事の議員失職に伴う衆院東京10区補欠選挙(10月23日投開票)に出馬する意向を表明した。二階俊博幹事長と党本部で面会し、出馬の意向を伝えた。党本部が近く開始する公募に応じるという。

 若狭氏は面会後、記者団に対し「補選に出ることは小池氏も支持してくれている」と語り、自身が小池氏の後継候補で出ると強調した。

 若狭氏をめぐっては、都知事選で党の方針に反して小池氏を支援したとして、党都連で処分を求める声が出ている。これを受け二階氏は若狭氏との面会で、口頭で厳重注意した。“和解”を演出したことで今後は若狭氏を軸に候補者調整が進むとみられる。

 衆院東京10区補選では、民進党が元NHK記者の新人、鈴木庸介氏の公認を決めている。