自公両党が危機感を募らせるのは、平成26年の都知事選で舛添氏を支援したこともあり、「知事への反発が自民党への反発になりつつある」(自民党幹部)からだ。実際、野党は参院選に向け攻勢を強めている。
民進党の岡田克也代表は13日、「直ちに辞任すべきだ」と指摘した上で、「自公の責任は重い。安倍晋三首相は責任もって辞任させるべきだ」と強調した。共産党の小池晃書記局長も記者会見で「製造者責任は明確だ。自公両党の責任も問われる」と牽制した。
おおさか維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は「法律に違反していないという自信があり、知事を続けたいというならば出直せばいい」と述べた。