週明け6日の東京株式市場は、大幅反落で始まった。日経平均株価の寄り付きは、前週末比268円91銭安の1万6373円32銭。さらに値下がりが続き、序盤の下げ幅は一時300円を超えた。
前週末の欧米市場での円高株安の流れが続いている。日経平均株価は5月10日(安値1万6229円)以来の安値水準となっている。
円相場が前週末に1ドル=108円台から106円台へと急騰。きょうも朝方から106円台をつけている。約1カ月ぶりの高値水準。米国で雇用情勢が減速し、前週末に追加利上げの観測が後退したことが理由。これによりドルを売って円を買う円高ドル安の流れが続いている。
東証株価指数(TOPIX)の始値は、前週末比19.90ポイント安の1317.33。