日本で4番目となるディズニーホテル「東京ディズニーセレブレーションホテル」が、千葉県の新浦安エリアにオープンした。東京ディズニーリゾート(TDR)からシャトルバスで約15分の場所に位置し、オープンして11年目を迎えた既存の「パーム&ファウンテンテラスホテル」を大幅にリニューアルした。
既存のディズニーホテルは東京ディズニーリゾート内にあり、平均客室単価は約5万~約6万円。これに対し新たなホテルは宿泊特化型で約3万円を想定しており「できるだけパークに長く滞在し、思い切り楽しむ層をターゲットとしている」(平野宣光・総支配人)。
ホテルは2棟によって構成されており、総客室数は702。このほどオープンしたのは「ウィッシュ」で、ロビーには「シンデレラ城」が描かれたアートやアトラクションをモチーフにした家具を設置した。中庭は夜になると、イルミネーションが光り輝く仕掛けを取り入れており、夢やファンタジーを訴求する。
9月にオープンするのが「ディスカバー」。テーマは冒険や発見で、客室の壁一面には東京ディズニーシーのアトラクション「海底2万マイル」をイメージしたアートを描くなど、「とくに男の子がワクワクしながら滞在できるような雰囲気づくりに力を入れる」(平野総支配人)考えだ。