そして、私が驚いたのは、赤ちゃんを産んでまだ2週間にもたっていないということなんです。私は健二に憤りを感じました。なぜそんな乳飲み子を残しながら、行くのかと。友達が、友人がといっても、その2週間しかたっていない子供を守ってあげるのは親しかないじゃないですか。心優しい子、正義感に燃えている子といっても、そこのところが解せませんでした。
私は不思議で成らないことがございます。それは、自分たちの地球を自分たちで壊すということです。原子力、原子爆弾、そういったものを研究して、私どもが感謝しなければいけない地球を壊していく。そこに生活している弱者を落とし穴につっこんでいく。そのエネルギーがあったら世界平和のために、これから地球を守っていく、そういった課題になる将来を抱えた子供達のためになるよう、考えを持つべきだと非常に思っております。
私は今こみ上げてくる涙を隠しておりますが、それは先ほど申しました原子力の問題です。地球を駄目にする、お水を駄目にする、すべてを駄目にするそれを一時の感情でドンパチやるということを、それをぜひ阻止しなければ行けないと思います。