私はその時感じたのですが、この地球は大切にしなければいけない。たった一つ、私どものために、神がつくってくださいました、自然がつくってくださいましたものを、なぜその貴重なプレゼントを壊すのか、私にはわからないのです。原子力を使い、地球を汚し、大気圏も汚して、そして何を求めようとするのか。私には全然分かりません。
今日こうやって皆さんにお会いすることも、どこで聞いたのか、私の近いところからは、この会見をやめるようにという電話がいっぱい入っております。しかし、それは間違いだと思います。皆さまがお忙しい中、人類のために、そして身近では私どもの拙い息子のためにお忙しい中を時間を作ってくださったものですから、感謝を申し上げる。これが当たり前ではないかと思いまして、電話を無言で切らせていただきました。
私はこの3日間、ただただ何が起こっているのか分からず、悲しく迷っておりました。健二はどういう子供であったかと申し上げますと、小さい頃から、いつもいつも心優しく接していた子供です。ですから、自分のところにまだ出産したばかりの奥さんをおいて、生まれたばかりの乳飲み子を置いて出かけていったのだと思います。昨日、その奥さんと名乗る方と初めて電話で交信いたしました。