サイトマップ RSS

サミット警備予算、340億円に実質増額 パリ同時多発テロ踏まえ態勢充実 (1/5ページ)

2015.11.24 08:45

伊勢志摩サミットの主会場に想定される三重県志摩市の賢島(かしこじま、中央)=2015年11月11日(共同)

伊勢志摩サミットの主会場に想定される三重県志摩市の賢島(かしこじま、中央)=2015年11月11日(共同)【拡大】

  • 伊勢志摩サミットに向け準備を進める鳥羽あこや会のメンバー=2015年9月、三重県鳥羽市(共同)

 来年5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)開催に要する予算総額が約600億円に上り、うち警備関連費が約340億円になる見通しとなったことが分かった。政府関係者が23日、明らかにした。政府は前回2008年の北海道・洞爺湖サミットと比べ、総額、警備費のいずれも実質的には増額に相当すると位置付けている。パリ同時多発テロを踏まえ、情報収集強化や警備態勢の充実に万全を期す考えだ。

 北海道・洞爺湖サミットの総額は約606億円で、警備費は約331億円。伊勢志摩サミットもほぼ同水準だが、政府筋によると、国際会議開催に関しては、既存の資機材やノウハウを活用できるため前回より減額されるのが通例で、総額、警備費の水準維持は実質的な増額に当たるという。

 約600億円のうち、約240億円は警察庁などが14、15年度予算で既に確保している。安倍晋三首相が今月中に編成を指示する15年度補正予算案と16年度当初予算案で計約360億円を上積みする方向だ。

三重県、特需狙い「おもてなし」準備

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ