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【緊迫・安保法案】まるで「騎馬戦」 本質議論置き去り 賛成・反対両派がデモ (1/5ページ)

2015.9.18 07:30

国会前で行われた安保法案反対のデモ=2015年9月17日午後、東京都千代田区(長尾みなみ撮影)

国会前で行われた安保法案反対のデモ=2015年9月17日午後、東京都千代田区(長尾みなみ撮影)【拡大】

 参院平和安全法制特別委員会で17日、安全保障関連法案が大混乱の末、可決された。この過程で民主党など野党は、法案の採決を阻もうとあらゆる手段を繰り出した。その最終段階で国民が目にしたのは、他の議員に飛び乗ったり、議事進行に必要な書類を無理やり奪おうとするといった、およそ立法府にあるまじき光景だった。

 17日午後4時半前、参院第1委員会室で開かれていた特別委。鴻池祥肇(こうのいけ・よしただ)委員長(自民)は自身の不信任動議が否決されたタイミングを見計い、質疑を打ち切った。その瞬間、野党議員が鴻池氏めがけて押し寄せ、もみくちゃになる与野党議員の怒声が飛び交った。ここまでは、重要法案の委員会採決時によくある光景だ。

 笑顔で記念撮影

 だが、この日は明らかに常軌を逸していた。

 民主党の小西洋之氏は鴻池氏が持つ議事進行のペーパーを奪いたかったのか、他の議員の背中を踏み台に、何度も鴻池氏の背後に飛びかかろうとしていた。その姿は「騎馬戦」や「棒倒し」を想起させた。

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