2015.2.2 10:35
BTリーダーの大舌恭平さん(26)は、「今回は本当に舞台という感じ。自分なりに芝居をしました。1回目と2回目も楽しかったけど、今回は比較にならないほど楽しかった」と手応えを感じた様子。主役を演じた佐藤喬也(たかや)さん(25)も「実はお芝居が好きなんです。ですから違和感なく入っていけました。ここはどんな風に演技しようかなと迷いながら考えて。その過程が楽しかった」と話した。
≪空高く跳べ 世間に認めさせるために≫
「BLUE」の紡ぐ物語はこうだ。
人口規制政策に反して生まれた子供たちは「廃児(はいじ)」と呼ばれ、捨てられて鴉(からす)に育てられた。主人公の少年もそんな廃児の一人。大量の資源を搾取した結果、重力が増して人々が大地にひれ伏す現象が起きる中、少年は跳ぶことを覚える。曲芸をしながらスリを働く廃児たちの「跳芸団(ちょうげいだん)」に加わるが、仲間と別れて月へ向かうシャトルに乗り込み、自らの存在を証明する旅に出る-。
まるで近未来SFを思わせるストーリーになっている。