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アスリートの「怪物」たち 萩野 金4つも「50点か60点」 (4/4ページ)

2014.10.1 17:55

アジア大会は欠場したが、東洋大の桐生祥秀も2016、20年五輪のエースとしてのは期待が大きい=2014年9月6日、埼玉県熊谷市・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場(共同)

アジア大会は欠場したが、東洋大の桐生祥秀も2016、20年五輪のエースとしてのは期待が大きい=2014年9月6日、埼玉県熊谷市・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場(共同)【拡大】

  • ベーブルース以来の打者で本塁打10本、投手で10勝を実現した日本ハムの大谷翔平=2014年9月21日、宮城県仙台市宮城野区・コボスタ宮城(土谷創造撮影)
  • 横綱鶴竜を破り、金星を挙げた新入幕の逸ノ城。萩野公介らと同世代の21歳=2014年9月26日、東京都墨田区・両国国技館(共同)

 本職は平泳ぎだが、個人メドレーでも自由形のリレーでも活躍し、「たくさんメダルを取れたことは自信になる」と笑顔をみせた。「怪物」と呼ぶにはあまりにかれんだが、彼女はまだまだ強くなる。

 故障で仁川行きを直前に断念したが、陸上の桐生祥秀もまだ18歳。アジア大会ではカタールのオグノデが9秒93の驚異的アジア記録で優勝したが、出身はナイジェリア。桐生には正真正銘、アジア人初の9秒台を実現してもらいたい。

 萩野、瀬戸に話を戻せば、日本ハムの二刀流、大谷翔平(20)も1994年生まれの同級生。今季、2桁の勝ち投手と本塁打を記録し、なんとこれが、ベーブルース以来の快記録。

 1歳上には、秋場所、新入幕で優勝を争った逸ノ城もいる。最後の壁として横綱の面目を守った白鵬は「これまで何人も怪物といわれる力士がいたが、顔つきも体つきも、一番怪物らしい」とその力を認めた。

 もっとも取り口に似合わぬ優しい口調の逸ノ城は、「ボクは怪物じゃない。人間です」と話したのだという。怪物と呼ばれるアスリートの、すべてが言いたいセリフでもあるのだろう。(EX編集部/撮影:土谷創造、AP、共同/SANKEI EXPRESS

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