サイトマップ RSS

「気象病」が多くなる秋 大和田潔 (2/2ページ)

2014.9.29 10:35

秋葉原駅クリニック院長、大和田潔さん。診療と執筆で多忙な毎日だが、ランニングと水泳を欠かさない。「体が軽くなれば動くのが楽しくなる。運動をすれば気持ちも前向きになる」=2014年9月2日(塩塚夢撮影)

秋葉原駅クリニック院長、大和田潔さん。診療と執筆で多忙な毎日だが、ランニングと水泳を欠かさない。「体が軽くなれば動くのが楽しくなる。運動をすれば気持ちも前向きになる」=2014年9月2日(塩塚夢撮影)【拡大】

 このように、気象の変化で体調を崩してしまうことを「気象病」とよびます。急激な気圧の低下が、心筋梗塞のリスクとなるという報告がAmerican Journal of Cardiologyという権威ある雑誌に掲載されているように、天候の変化が重篤な病気の引き金になることも知られています。

 ぜんそくで呼吸がゼイゼイしてくることで、天候の悪化を言い当てていた患者さんにお目にかかったこともあります。

 周りの環境の変化に負けずに体内の環境を一定に保とうと、いつも私たちの体はけなげに頑張ってくれています。規則正しい生活と十分な休息は、環境の変化への対応力を高めます。軽い運動を日頃から行って、体の血液循環を活性化して自律神経を整えておくことも有効です。天候の変化が繰り返しやってくる秋は、いつも以上に体調を整えることに気を配って過ごすことにしましょう。(秋葉原駅クリニック院長 大和田潔/SANKEI EXPRESS

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ