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アグネスさん 中央アフリカ訪問 復讐の種をまかないで (1/4ページ)

2014.5.26 19:05

キャンプ近くの小学生らを勇気づけるアグネスさん。子供たちの笑顔はせめてもの救いだ=2014年4月17日、中央アフリカ(日本ユニセフ協会提供)

キャンプ近くの小学生らを勇気づけるアグネスさん。子供たちの笑顔はせめてもの救いだ=2014年4月17日、中央アフリカ(日本ユニセフ協会提供)【拡大】

  • 武器の持ち込みを禁止する避難民キャンプの看板=2014年4月18日、中央アフリカ(日本ユニセフ協会提供)
  • テント暮らしを余儀なくされる避難民ら。衛生状態が心配される=2014年4月18日、中央アフリカ(日本ユニセフ協会提供)
  • 首都バンギにあるラクワンガ市場。野菜などが並ぶが品数は少ない=2014年4月18日、中央アフリカ(日本ユニセフ協定提供)
  • 武装勢力から解放され、農業実習に取り組む少年ら=2014年4月16日、中央アフリカ(日本ユニセフ協会提供)
  • 破壊された民家の壁に武装勢力が書き残したとみられる落書き=2014年4月17日、中央アフリカ(日本ユニセフ協会提供)
  • 中央アフリカの惨状を語り、暴力の根絶を訴えるアグネス・チャンさん=2014年5月16日、大阪市北区(村本聡撮影)
  • 中央アフリカ・首都バンギ

 内戦が続く中央アフリカでは紛争に巻き込まれた子供たちが死傷し、栄養失調に陥って座ることもできなくなるなど、悲惨な状況に置かれている。日本ユニセフ協会大使を務める歌手のアグネス・チャンさん(58)は4月に中央アフリカを訪れ、暴力と恐怖におののく国民の暮らしを視察し子供たちを勇気づけた。アグネスさんは「被害にあった子供たちは心に傷を負って生きている。理不尽で残酷な仕打ちを受けることは、復讐の種をまいていることに他ならない。あまり報道されることのないこうした実情を知ってほしい」と切実に訴える。

 中央アフリカは1960年の独立以来、クーデターや動乱が絶えず国家としての体をなしていない「幽霊国家」などと称される。一昨年(2012年)12月にイスラム教系の反政府武装勢力、「セレカ」が各都市を占拠し昨年(2013年)3月には首都バンギを制圧して恐怖政治を行うようになると、これに対し、キリスト教系の武装勢力、「アンチ・バラカ」が反撃。宗教対立の形で始まった紛争は国内各地で激化し、子供たちを巻き込んで残忍な殺傷が繰り返されている。

「中央アフリカへの関心は低くジャーナリストも足を踏み入れない」

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