それにしても、そんなにローマ法王とは偉い人なのだろうか。「あまり敬虔ではない“異端”なカトリック教徒」を自称するゼーゲブレヒトが、こんな解説をしてくれた。「何でも耳を貸し、どうしようもない過去の過ちを許してさえくれる本物の父親みたいな存在ね」。4月26日から東京・新宿武蔵野館ほかで全国順次公開。(文:高橋天地(たかくに)/撮影:伴龍二/SANKEI EXPRESS)
■Marianne Sagebrecht 1945年8月27日、ドイツ・バイエルン州生まれ。16歳から劇団で演劇の修業を積む。77年にレビュー喜劇「オペラ・キュリオーザ」を立ち上げ、国内を巡業し、多くの賞を受賞。映画では、84年「シュガーベイビー」、87年「バグダッド・カフェ」、92年「Martha et Moi」(ベネチア国際映画祭最優秀女優賞受賞)など。
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