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主人公の積極的な行動に共感 映画「バチカンで逢いましょう」 マリアンネ・ゼーゲブレヒトさんインタビュー (2/3ページ)

2014.4.25 14:05

「祖母、娘、孫娘といろんなタイプの女性の生き方が描かれてるのも作品の魅力です」と語る、女優のマリアンネ・ゼーゲブレヒトさん=2014年2月24日、東京都渋谷区(伴龍二撮影)

「祖母、娘、孫娘といろんなタイプの女性の生き方が描かれてるのも作品の魅力です」と語る、女優のマリアンネ・ゼーゲブレヒトさん=2014年2月24日、東京都渋谷区(伴龍二撮影)【拡大】

  • 【かざすンAR(視聴無料)】映画「バチカンで逢いましょう」(トミー・ビガント監督)。4月26日公開(提供写真)。(C)2012_SPERL_PRODUCTIONS/ARDEN_FILM/ERFTTAL_FILM._&_FERN_SEHPRODUKTION/SEVEN_PICTURES_FILM
  • ドイツ・バイエルン州
  • イタリアの首都ローマ市内にあるローマ法王を元首とする世界最小の独立国で正式名称はバチカン市国。世界のカトリック教会の最高機関でもある。首都バチカン。
  • ドイツ、イタリア

 イタリア人の影響

 夫に先立たれた敬虔なカトリック教徒、マルガレーテ(ゼーゲブレヒト)には家族にも言えない秘密があり、「ローマ法王に会ってざんげしたい」と思い詰め、意を決して単身バチカンへ。行きがかり上、ローマにある潰れかけたドイツ料理店のシェフになると、シュニッツェル(カツレツ)やカイザーシュマーレン(卵を使ったデザート)といった自慢のドイツ料理をふるまい、店は大繁盛。また、老詐欺師ロレンツォ(ジャンカルロ・ジャンニーニ)と出会う。やがて店の評判はローマ法王の耳にも届き…。

 作中からは、ロレンツォのせりふにもある「愛の力にとても弱いイタリア人」の気質や、バイエルン州出身のマルガレーテのように慎重さと大胆さを併せ持った南ドイツ人の気質がさまざまに見て取れて、興味深い。「燃え上がって、混乱があって、くすぶっての繰り返しがイタリア人同士の恋愛スタイル。バイエルン生まれの私も彼らの影響を確実に受けていますよ。バイエルンとイタリアの距離はわずか100キロ程度だし、街には多くのイタリア移民が暮らしています。秩序を重んじるドイツ人気質は彼らの影響をどうしても受けてしまうんですよ」。ゼーゲブレヒトは独自の分析をしてみせた。

ローマ法王とは 「何でも耳を貸し、どうしようもない過去の過ちを許してさえくれる本物の父親みたいな存在ね」

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