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長崎 「廃虚の聖地」軍艦島 静謐なモノトーンの世界 (2/3ページ)

2014.1.31 11:30

  • 長崎県長崎市高島町・軍艦島(ぐんかんじま、正式名称=端島(はしま))

 今回、長崎市の特別の許可を得て島に上陸、立ち入り禁止区域に入って島内を撮影する機会を得た。

 この島で初めて石炭が発見されたのは19世紀初頭のこと。その後1890(明治23)年、三菱が島ごと買収し、本格的に採炭を開始した。以降、炭鉱労働者とその家族が島に移住し、1916(大正5)年には日本初の7階建て鉄筋アパートが建てられた。最盛期の1960(昭和35)年には約5300人が住み、当時の東京の9倍もの人口密度に達した。島内には病院や食堂、神社のほか、映画館、スナック、パチンコ店、プールといったさまざまな施設が建てられた。

 ≪日本を支えたエネルギー感じて≫

 島内を歩くと居住空間を快適にするためにさまざまな工夫が施されていたことに気づく。エレベーターがない代わりに空中回廊が造られたり、室内に光を取り入れるための中庭や、屋上には草木が植えられ、そして子供のための滑り台が設置されていた。

廃虚となった「不沈艦」 無人島となってから40年

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