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「父の最期 真相は…」遺族、法廷へ オウム平田被告 1月16日から裁判員裁判 (1/4ページ)

2014.1.14 07:00

平田信(まこと)被告のから仮谷実さんに宛てられた手紙。「申し訳ありませんでした」などとつづられている=2014年1月10日(山田泰弘撮影)

平田信(まこと)被告のから仮谷実さんに宛てられた手紙。「申し訳ありませんでした」などとつづられている=2014年1月10日(山田泰弘撮影)【拡大】

  • 「法廷で平田信(まこと)被告と向き合い、謝罪の言葉を聞きたい」と話す仮谷実さん=2013年12月21日、東京都江東区(山田泰弘撮影)
  • 公開された逮捕後の平田信(まこと)容疑者の写真(警視庁提供)

 1995年の目黒公証役場事務長拉致事件などに関わったとして逮捕監禁などの罪に問われたオウム真理教元幹部、平田信(まこと)被告(48)の裁判員裁判が東京地裁で1月16日から始まる。教団による一連の事件が裁判員裁判で審理されるのは初めて。約2カ月に及ぶ公判で平田被告は何を語るのか。社会を震撼(しんかん)させた凶行から約19年。法廷を見守る関係者の思いは…。

 「生きていたんだな」

 空に夜の気配が残る2012年1月1日早朝。元旦の静けさは、インターホンの呼び出し音で破られた。

 「平田が出頭しました」

 目黒公証役場事務長だった仮谷清志さん=当時(68)=の長男、実さん(53)は自宅を訪れた報道陣から意外な言葉を聞かされた。

 部屋のテレビを付けると、見覚えのある名前を報じていた。「本当なんだ…」。清志さんの拉致事件に関わったとして平田被告が逮捕監禁致死容疑で特別手配されてから17年近くがたっていた。

「監禁致死」への疑念

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