候補者の名前も取りざたされているが、具体的にだれが知事にふさわしいかについては、大半が「まだ分からない」と回答した。具体的には、舛添(ますぞえ)要一元厚生労働相(65)を挙げたのが27人、東国原(ひがしこくばる)英夫元衆院議員(56)も15人に上った。
≪政治のことが分かっている人でないと信頼できない≫
次の知事に求めるのは、政策を重視した地道な都政運営-。産経新聞が都内の有権者100人に行ったアンケートで浮き彫りになったのは、都民のこんな声だった。
2020年東京五輪も重要だが、幅広い課題への対応を求める意見が相次いだ。
派手さはいらない
次の知事のタイプとして4割の有権者が挙げた「実務型(手堅さ)」。猪瀬氏が、辞職表明会見で「政務はアマチュアだった」と繰り返していたことも影響したとみられる。