来年6月12日に開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会の1次リーグ組み合わせ抽選会が12月6日、ブラジル北東部のコスタドサウイペで行われ、日本は南米予選2位のコロンビア、昨年のアフリカ選手権で準優勝したコートジボワール、2004年欧州選手権覇者のギリシャとC組に入った。圧倒的な強豪が不在の組に入り、1次リーグ突破が十分に狙える組み合わせになった。アルベルト・ザッケローニ監督(60)は「大会が待ち遠しい」と自信の表情を見せ、国内で抽選会を見守ったサッカーファンの期待も「対戦国と力の差はない」「ベスト4まで行ってほしい」…と高まっている。
上回る経験値
1次リーグは出場32チームが4チームずつA~H組に分かれ、各組の1、2位が決勝トーナメントに進出する。5大会連続5度目の出場の日本はまず、前回に続く決勝トーナメント進出(ベスト16)を目指しており、C組を突破すれば、決勝トーナメント1回戦でD組のチームと当たる。