【Campus新聞】
≪実践編:六本木の「フリーズ」で初オーダー≫
さあいよいよ実践だ。公開インタビューを終え、宮本さんの行きつけのバーに連れて行ってもらえることになった。
東京・六本木にある「フリーズ」。店の中に一歩足を踏み入れた瞬間、ただならぬ雰囲気が漂ってきた。われわれがよく行く居酒屋とは明らかに違う。
一人一人に合わせて
店の奥で開店の準備をしていたマスターは、何と外国人だった。でかくていかつくて、握手をするとき、思わずビビってしまった。恐る恐る取材をお願いすると、快諾してくれた。マスターのサムさんは、話してみると、穏やかで優しい人だった。
米国生まれのサムさんが、どうして日本でバーを開くことになったのだろう。母国では、見た目の通り、ボクサーやボディーガードをしていたそうだ。だが、「人と話すことが大好き」というサムさんは、いつしかバーを開きたいと思うようになったという。