【Campus新聞】
学生にとって今も昔も、「就職」が本当の意味で社会へと出て行く最初の“関門”であることに変わりはない。「どんな職業を選べばいいんだろう」「会社ってどんなところだろう」「仕事って何だろう」…。不安は尽きない。そんな学生の相談に、マスターが真剣に耳を傾けてくれるバーが東京・池袋にあるという。上智大学の学生記者、高橋輝さん(22)が、「Dining DJ Cafe とこなつ家」の扉をたたいた。
□今週のリポーター 上智大学 有志学生記者 高橋輝さん
≪とこなつ家オーナー 鈴木康弘さんに聞く≫
最近、東京・池袋で噂になっているバーがある。マスターが就職の相談に乗ってくれるというのだ。サンシャイン通りの裏手へ一本入った道沿い、雑居ビルの2階にひっそりとそのお店はあった。リゾートバーのような店内に入ると、やたらと声の大きな威勢のいいお兄さんがカウンター越しに、「いらっしゃい!」と声をかけてくれた。
有名企業の「裏話」
「やっさん」の愛称で慕われる鈴木康弘さん(32)だ。今夜も、ホンネの就職相談に耳を傾ける。