働き方改革進む欧州の実態 残業少なく家庭と両立支援 (5/5ページ)

2016.10.17 05:00

仕事を終えて帰宅する人などで混み合うヘルシンキ中央駅=6月(共同)
仕事を終えて帰宅する人などで混み合うヘルシンキ中央駅=6月(共同)【拡大】

  • 育児休業を取得したアレクシ・リンタ・カウッピラさん。妻のエイラさんと長女のミイナちゃん=6月、ヘルシンキ(共同)
  • 週3日のパートタイムで働くレイニエル・ファン・ドゥ・ブリーさん=6月、オランダ・ユトレヒト
  • オランダ第4の都市のユトレヒト市街地=6月

                  ◇

【用語解説】同一労働同一賃金

 同じ仕事をしている労働者には、同じだけの賃金が支払われるべきだとの考え方。欧州で普及している。日本では安倍晋三首相が今年1月に実現を打ち出し、派遣やパートといった非正規労働者と正社員の間の不合理な待遇差をなくすことを目標としている。パート労働者の時給は、日本ではフルタイムで働く正社員の6割弱と差が大きい。6月に閣議決定した1億総活躍プランでは、8割程度となっている欧州諸国並みへの改善を明記した。政府は今後、企業向けのガイドライン策定や必要な法整備を進める。

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。