7月7日七夕は「そうめんの日」でもあること、ご存知でしたか? 全国乾麺協同組合連合会が、平安時代の法典「延喜式」に宮中での七夕の儀式で健康を祈り、素麺(そうめん)の原型とされる「索餅」を食べたとの記述があることに着目。この習慣を復活させようと、1982年に制定しました。
さて、素麺生産量で兵庫県に次いで全国第2位の長崎県。毎年七夕に向けて島原手延べ素麺の本場・南島原市から長崎市の県庁まで約100キロをリレーでつなぎ、知事に素麺を届けています。発案したのは地元の「走男(ソーメン)・走女(ソーウーメン)の会」です。
3回目を迎えた今年は6月18日に開催され、会員のほか、地元有志や南島原市などのゆるキャラ3体が加わり、全25区間を走男・走女が素麺の形をしたバトンと「七夕素麺」と書かれたたすきををつなぎました。中継点で差入れの素麺を食べたり、のぼりを背中に背負って走ったりと各ランナーは汗だくになって、思い思いの手法で地元産素麺をPRしました。
ちなみに、第1回の2013年の走者は11人で、1人が10キロ近く走りました。島原素麺への熱い思いが伝わります。さあ、七夕=「そうめんの日」は、すぐそこです!
<プロフィル>
なかむら・なおみ 長崎文化放送、NHK長崎を経て、現在、FM NACK5でニュースアナウンサー、各種司会として活動中。
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