【江藤詩文の世界鉄道旅・夏休み特別企画】GENBI SHINKANSEN 現美新幹線(1)夏休みに乗りたい! 世界最速の“現代アート美術館” (1/2ページ)

2016.6.19 18:00

カラーグラデーションが美しい蜷川実花さんのアート。鈴木直之さんによるロゴもいい

カラーグラデーションが美しい蜷川実花さんのアート。鈴木直之さんによるロゴもいい【拡大】

  • 秋田新幹線に合わせて、プラットフォームに乗降口の目安や柵を設置した
  • 越後湯沢駅助役の森田さんをはじめ、みなさん笑顔で快く記念撮影に応じていた
  • ベースの車両はE3系。「こまち」とずいぶん違う印象だ。こちらは黒づくめでクール
  • これが「GENBI SHINKANSE/現美新幹線」の両サイドの全景。私が見たのは上。確かに下のアートも捨てがたいような…

 上越新幹線の越後湯沢、新潟間に、今年4月29日に登場した「GENBI SHINKANSEN/現美新幹線」。日本が世界に誇る新幹線と、気鋭のアーティストによるモダンアートという、これまでにない発想のコンビネーションで、鉄道ファンのみならずアートファンの関心も集めた。デビュー早々、さっそく乗りに行った人も多いだろう。

 6両編成の列車は、秋田新幹線で使用していたE3系を改造したもの。秋田新幹線の車両を上越新幹線区間で走らせるにあたって、プラットフォームなど多少の差違に対応したそうだ。11号車から16号車の6両のうち11号車をのぞく5両の車体は大胆に片側の窓をふさぎ、アートの展示スペースにしている。

 便名は臨時の「とき」で、越後湯沢=新潟間を1日3往復し、週末と休日を中心に運行している。いずれも各駅停車で、乗車時間は約50分。これまでは11号車は指定席、12~16号車は旅行商品として販売していたが、7月からは11号車は指定席、12~16号車は自由席になる。どちらの席でも車内は自由に移動できる。

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