来春卒の大学生就職内定、早くも「4人に1人」 リクルートが調査

2016.5.13 14:28

 リクルートキャリアが13日に発表した来春卒業の大学生就職内定状況によると、5月1日段階での内定獲得率は24・6%と、4人に1人が内定を確保していることがわかった。昨年同月の20・7%に比べ、3・9ポイント上昇しており、就職活動スケジュールも、昨年よりも早まっている。

 4月1日時点の内定率9・7%からも14・9ポイント高まっており、面接などの選考活動が4月から本格化している状況もうかがえる。

 経団連指針では、就職活動日程は、3月1日からの会社説明会などの広報活動開始は、昨年と同じだが、面接などの選考開始が6月1日からと、昨年よりも2カ月早まっている。このため、IT(情報技術)、ベンチャー、外資企業なども含め、多くの企業が面接開始時期を昨年よりも大幅に早めている。

 調査結果に対し、リクルートキャリアでは、「選考開始が、経団連指針通りでない企業も多いことを再度認識し、就職希望先企業の採用スケジュールを入手することが重要だ」と大学生にアドバイスする。同時に、「企業の採用意欲は高いため、焦る必要はない」とも指摘している。

 今回の調査はインターネットを通じ、来春卒業予定の大学生、修了予定の大学院生を対象にしており、約1200人から回答を得た。

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