「私は会社員時代、年収が約300万円でした。これと同額を配当で得られれば、会社を辞められると考えたんです。株価は日々上下するので、これをアテに生活を成り立たせるのは大変です。しかし、配当は基本的に経営環境に大きな変化が生じない限り、簡単には減額されません」(www9945さん)
配当利回り重視で割安銘柄を厳選
手持ちの資金でいかに効率よく配当を得るかにこだわった結果、配当利回り(=年間配当額÷投資額)優先の銘柄選びになったという。
「私は2006年ごろからPER10倍以下、PBR0.4倍以下、配当利回り4%以上でスクリーニングをかけ、割安な銘柄を仕込んできました
「株主優待も、QUOカードなど換金性の高いものをくれる場合は、実質的な配当と考えていいでしょう。もちろん、減配や優待廃止のリスクはあるので、そこは安定性の確認と徹底的な銘柄分散で対処しています」(同)