「立ち食い」店舗が流行るワケ ブームは成熟期、今後の動きは? (2/3ページ)

2015.8.23 17:08

 職場仲間と訪れた大阪府大阪狭山市の医師、宇野洋史さん(51)は「立ち食い店ってコップ酒でするめとか食べてさっと帰るイメージだったけど様変わりしたなあ。おいしいし、ここなら2時間くらいいられそう」と驚いていた。

 立ってでも食べたい

 立ってでも食べたい理由はなんだろうか。

 同店など全国32店を運営する「俺の」(東京・中央区)広報部マネジャー、徳永三貴さん(27)は「ミシュランの星付き店級の料理を3分の1ほどの価格で提供するようにしています」と言う。人気は、牛フィレ肉にフォアグラをのせてペリグーソースをかけた「ロッシーニ」(1380円)と「オマールエビ」(1尾、1680円)。ワインも600円から楽しめる。

 手頃な価格の秘密はやはり立食スタイル。座席より収容人数が増え、回転率も上がる。フランス料理を単品で楽しめる気軽さから口コミで客が増え、宣伝費も抑えられた。

高級店の半額程度でステーキを提供する立ち食い店で…

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