いまどきのトランクルーム事情 おしゃれ感を演出、温度・湿度の管理まで (2/4ページ)

2015.8.16 07:06

まるで“別荘”のように使えるレンタルスペース「ライゼホビー」(ライゼ提供)

まるで“別荘”のように使えるレンタルスペース「ライゼホビー」(ライゼ提供)【拡大】

  • キュラーズのレンタル収納スペース。大小さまざまなサイズがある=大阪市淀川区(内山智彦撮影)

 運営するライゼ(大阪市北区)は、関西圏や首都圏を中心にトランクルームを展開。施設数は100を超えた平成12年から急拡大。26年時点で約480と約4・8倍に増えた。平均稼働率は約95%。担当者は「『荷物は増えたが、住み替えたくない』と、押し入れ代わりに気軽に使う人が増えている」と話す。

 倉庫のイメージ払拭

 トランクルームの国内市場規模は拡大を続けている。トランクルーム大手のキュラーズ(東京)の試算によると、市場規模は毎年約10%成長。26年は約520億円と初めて500億円を突破した。

 担当者は「近年マンションの建設費が高騰し、収納スペースが削られる傾向にあることも、需要を後押ししている」と分析する。

 サービスを手掛ける各社も付加価値づくりに余念がない。特に目立つのが、窓がなくて薄暗いという従来の“倉庫”のようなイメージの払拭だ。

「倉庫と違い、生活空間の一部だとアピールしてきた」

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