西沢代表は「エコナの摂取量が人によって違うのは確かだが、Q&Aで他の食品も含めたリスクの相場観を示すことで、安心する消費者は多いのではないか。消費者も、食べ物に発がん性があるなしでなく、あくまでも量の問題だと理解してほしい」と話している。
【用語解説】エコナ
花王が開発した、大豆と菜種油から抽出したジアシルグリセロールが主成分の家庭用食用油。「体に脂肪がつきにくい」という効能をうたえる特定保健用食品の食用油として平成11年に発売。ピーク時にはドレッシングやマヨネーズなど関連商品を含め、年間約200億円を売り上げた。