シーンに応じて
日常生活や通勤ならSPF30、外勤の人やアウトドアの場合にはSPF50がいいという。
一方、PAはUV-Aを防ぐ効果を表す指標。「+」の数が多いほど効果が高く、4段階で示される。ただ、同じSPFの商品でも、紫外線防御力が低下しないような技術の有無など処方の差で効果が違ってくる。原田さんは「汗をかいたり、水に入ったりするかなど生活シーンに応じて選んで。スポーツをする場合には耐水性のあるものを」とアドバイスする。日焼け止めの効果をしっかり出すためには正しく使うことが大切だ。髪の生え際や眉間など塗り残しがちな部分も忘れずに塗る。足は塗りむらになりやすいため、サンダルを履くときは注意する。
紫外線を浴びるのは屋外だけではない。窓際やタクシー、運転中なども意外と浴びているという。「日焼け止めだけでなく、日傘や帽子、サングラスなど自分に合った手段を併用すると、より安心です」と原田さんは話している。