女子大生の性犯罪被害の防止を目的に昨年、大阪府警と府内66大学が、全国初となる性犯罪に特化した連携システム「防犯キャンパスネットワーク大阪」を発足させた。
府警が府内の性犯罪統計や防犯情報を大学側に配信するほか、大学側も相談窓口を設置するなど、協力して性犯罪抑止に取り組もうという試みだ。
背景には、大阪の性犯罪の認知件数が圧倒的に多く、中でも若い女性の被害が目立っていることがある。
特に女子大生は一人暮らしを始めたり、飲酒する機会もできたりと、これまでの生活が一変するケースも多い。
被害者を1人でも減らすために-。警察と大学の強力タッグが女子大生を救う。