ようやく関西に進出したのは、「駅ナカ施設が浸透し、充実してきた」(吉村陽介店長)ことが大きな要因だ。確かに関西の駅ナカは、このところ急速に進化している。
関西駅ナカ進化中
エキモなんばは関西の地下鉄では最大規模の駅ナカ施設。売り場面積は約1千平方メートルで、ランキンランキンに加え、ファッション、雑貨などの約20店舗が並ぶ。
大阪市営地下鉄では天王寺駅に続く第2弾の駅ナカ施設で、来年4月には梅田駅にもエキモが登場する予定だ。
これに先駆け、大阪では昨年10月、JR大阪駅に「エキマルシェ大阪」がオープンした。売り場面積約4500平方メートルに約80店舗が出店し、JR西日本管内の駅ナカ施設では最大規模。駅の改札口と直結した好立地を生かし、多くの利用者を獲得している。