東京駅100年記念スイカの販売総数は427万枚 JR東日本
東京駅開業100周年記念Suica(スイカ)の最終的な販売枚数が、約427万6000枚に上ったことが9日、JR東日本への取材で分かった。100周年当日の平成26年12月20日に同駅のみで発売したが、希望者が殺到して大混乱となり、結局は希望者全員に販売した。送料はJR東側で負担しており、製造費や人件費なども含めた経費に約45億円かかったと見込まれている。
記念スイカは東京駅丸の内南口で1人3枚まで、計1万5000枚を限定販売する予定だったが希望者が殺到、販売が打ち切られた。買えなかった人が駅員に詰め寄るなどし大混乱となった。JR東は希望者全員に販売することとし、27年1~2月、インターネットと郵送で約499万1000枚の申し込みがあった。購入者は約192万人で、今年3月にようやく発送を終えた。
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