2014.4.9 18:29
《次々に手が上がる報道陣。会見は終わらず、質問は再調査の調査委員会のあり方に及んだ》
--不服申立書で再調査に理研関係者は排除すべきと求めているが、実際の理研の規定では再度同じ調査委員が審査をする。そのことはどう思うか
小保方氏 調査委員の先生方も1カ月半自分の研究を止めて調査に参加していただいて、本当に申し訳なく思っております。ただ、一度出た判決というか、同じ方々によってなされるのは難しいのではないかと私は思っております。
--客観的に見てほしいということか
小保方氏 はい、そのような気持ちはございます。
三木氏 規定等の関係ですが、読みようによっては別の委員会にかけるとも両方読める。別の委員会にかけることは矛盾していないと思います。事実上の控訴審の位置づけ。同じ委員会が再度審査するのは十分ではない。理研のためにもそうした方が信頼感高まるしいいのではないかと思います。
科学的論争のように見えますが、規定の解釈、事実関係が要件に該当するのかという点は科学的な部分について先鋭的な争いがある。事実認定について経験を積んだ人が入るべき。これほどの重大な不利益処分を科すのであればそういうことを期待したい。