「取材がしづらくなる」
《財務省の福田淳一前事務次官のセクハラ問題で、女性社員が上司に被害を相談した際、上司が「報道できない」と判断した理由について質問が及んだ》
--上司から聞き取りした際、報道できない理由について、上司は「ダメージを被りかねない」と説明したということだが、ダメージとは何か
篠塚浩報道局長「多分、想定されるのは取材がしづらくなるとかそういうこと」
--(隠し録りなど)今回の取材手法は問題点があったと考えるのか
篠塚局長「録音自体は身を守るための行為だった」
--麻生太郎財務大臣の任命責任を求める予定はあるか
角南源五社長「私から申し上げることはありません」
--結果として報道しなかったことは、適切だったのか
角南社長「本来であれば上司がさらに(報告を)上にあげて、確認作業が行われるべきだった。情報共有がされなかったのは残念」
--情報共有が行われていたら報道されたのか
角南社長「厳重に抗議した後、総合的に判断していた」
--もし社長に情報が上がっていたならば、社長は報道すべきだという判断をしたか
角南社長「その時点で総合的に判断した。現在は全部の情報が整っていないので、事実確認をしたあと、まずは抗議すべきということ。その抗議の後は総合的に判断する」