--持ち株数も増やし、応援したい。業績が非常によく、株価が7500円前後になっている。いいことだが100株持とうと思うと75万円。なかなか出せる金額ではない。より多くのファンに株主になってもらうために株式分割はしないのか。三菱商事が親会社になった。相乗効果を期待しているが、どうしても利益相反の問題は生じないか
竹増社長「株式について、投資単位は100株。単位を下げるということは、株式市場の活性化につながるメリットはあるが、かかるコストもある。コストと効果を考えると、株式分割はいまのところ考えていない」
「三菱商事との関係ですが、2月にTOBが完了した。当社の上場と経営の自立性を維持して、相乗効果を目指すというのが認識だ。適切なガバナンスを維持、継続していく。三菱商事単体だけでなく、グループとどう相乗効果を生み出すかが私どもの課題だ。単なる取引相手としての三菱商事に対しては、他社より、1円でも、1グラムでも条件が悪い場合は一切取引しない。私から、役員にも徹底している。取引先としてきたときに、株主として見る必要は無い。ローソンの収益を上げるかどうか、1点のみ。三菱商事は当社の将来性に1500億円を投じた。その成果というものは、三菱商事も取引で取ると考えていないし、ローソンの企業価値の向上がすべてだ」