成毛副社長「将来に向けてNAND型フラッシュメモリのビジネスを強化するのが目的だ。その考えに沿って進めたい」
--こうした事態に至り、首脳の進退は
綱川社長「責任を大きく感じている。進退というか去就は、指名報酬委員会に委ねる。資本増強については3月末までに遂行して参りたい」
--原発新設について「2029年までに64基」としていた方針は撤回か
綱川社長「基数は同じだとしても、建設から手を引く分、売上高が下がるといったことが考えられる。具体的な数字は中期経営計画の中で位置付けていきたい」
--分社化によって債務超過は回避できるのか
綱川社長「3Q(第3四半期決算)の数字はまだ確定していないが、あらゆる手段で資本増強に努める」
--稼ぎ頭のNAND型フラッシュメモリを切り売りすると、その収益を他分野の成長に回しづらくなるのでは
綱川社長「NAND事業への投資を今後も続け、強化したい。その一助になればという考えだ」
--今回の切り売りを見て、投資家は東芝を信用できると思うか
綱川社長「心配をさせてしまい、申し訳ないと思っている」
--不正会計の発覚以降、再生へ向けて頑張ってきた社員は落胆しているのではないか。ステークホルダーへのメッセージは
綱川社長「全事業を黒字化する目標に向け頑張ってきた。原子力はさておき、テレビ事業以外はすべて黒字化している。問題がある中でここまで改善した社員の頑張りに敬意を表している。また我々の技術、ヒトを信頼して支えてくれたお客様にご不安を与えたことを申し訳なく思っている」
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