コールセンター大手のベルシステム24ホールディングスは、従業員の仕事と育児の両立を支援するため、初の企業内保育所を4月に設置する。雇用形態や性別を問わず、全ての従業員が利用できる。
オープンするのは、沖縄県豊見城市にあるコールセンター、沖縄県豊崎ソリューションセンター内の「ベルキッズとよさき保育園」。定員は19人で、月齢6カ月から未就学児までを預かる。
勤務先に併設したことで、子供の近くで仕事ができるという安心感につながり、労働生産性の向上に寄与するとみている。
同保育所は、内閣府の企業主導型保育事業向け助成金を活用することで、認可型保育所と同等のサービスを提供し、保育料は認可型以下に抑える。
「できれば子供の近くで働きたい」「出産後も同じ職場に復職したい」という要望が多く寄せられたことから設けた。
同社は全国に30拠点を展開しており、今後企業内保育所の設置を推進していく。