【スポーツbiz】まだ伸びる…錦織圭の未来的価値 稼ぎはすでにBIG4入り (3/4ページ)

2016.8.31 11:23

全米オープンの男子シングルス1回戦、ドイツのベンヤミン・ベッカーを下して順調な滑り出しをみせた錦織圭=30日、ニューヨーク(共同)
全米オープンの男子シングルス1回戦、ドイツのベンヤミン・ベッカーを下して順調な滑り出しをみせた錦織圭=30日、ニューヨーク(共同)【拡大】

  • テニス男子シングルス3位決定戦ナダルに勝利、3位が決まり日の丸を掲げ喜ぶ錦織圭=8月14日、五輪テニスセンター(撮影・桐山弘太)
  • 練習で汗を流す錦織圭=米ニューヨーク(共同)

 理想は「ジョコ形」

 さらに同じ月、英経済誌スポーツプロも恒例の『世界で最も広告価値のある選手』を発表した。1位がバスケットボールのステファン・カリーで、以下、サッカーのポール・ポグバ、クリケットのヴィラット・コーリと続く。クリケットが意外な気もするが、そこは英国、クリケットは全世界で約1億人の競技人口を有している。

 錦織は6位にランクされた。ここでも昨年の17位から大幅な上昇である。同誌のランキングは現在の活躍度やファンの注目度、スポンサーの関心度などを独自に判定、予測したものである。数値の裏付けはない。

 ただ錦織の場合は、当を得ているように思う。すでに多くのスポンサー契約をもつが、まだ伸びる可能性は高い。

 端緒はプロ転向の翌2008年、日清食品との契約である。この年2月、米デルレイビーチ国際テニス選手権でATPツアー初優勝、同社はスポンサー契約に動いた。当時18歳、若さに期待した同社の先見性だろう。12年には所属契約を結び、ネットの『KEI NISHIKORI SPECIAL SITE』も運営している。

さらに、その商品価値を高めるには、やはりテニスでの活躍がポイント

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