7月1日からも民営化メリットを還元するため、有料だった屋上展望デッキの入場料をなくすほか、駐車場料金の割引サービスを実施する。6月下旬には、韓国のアシアナ航空とタイガーエア台湾が新規就航も含めて週7往復分の増便を開始。新会社は30年間で年間旅客数を約1.7倍の550万人、貨物取扱量を約4倍の2万5000トンに引き上げる目標を掲げる。
仙台空港は滑走路や駐車場などを国が管理・運営し、空港ビルは第三セクターが運営していた。空港ビルが黒字の一方、空港本体は赤字体質で、これまで空港施設が一体となった経営戦略がとりにくかった。