シンガポール航空系の格安航空会社(LCC)スクートは19日、北海道の新千歳空港とシンガポールのチャンギ国際空港を結ぶ路線を、10月1日に新規就航すると発表した。新千歳空港からのシンガポール便は季節限定での運航はあったが、定期便は初めてという。スクートの日本への就航は成田、関西両空港に次ぎ3カ所目となる。
ボーイング787が台湾を経由し、チャンギ空港と新千歳空港を週3往復する。スクートのキャンベル・ウィルソン最高経営責任者(CEO)が北海道庁を訪れ、高橋はるみ知事に就航計画を報告した。
ウィルソンCEOが「北海道はシンガポールでも人気の観光地だ。多くの乗客を北海道に運びたい」と強調すると、高橋知事は「近隣の東南アジアからも多くの人が北海道に来てくれると期待している」と応じた。